珠算と暗算のバランス

珠算と暗算のバランスって昔から言われいるのですが本当に大事なんです。

習い始める学年、年齢にもよりますが級位はだいだい暗算の方が2級ぐらい先行します。なので、珠算が5級だと暗算が3級ぐらいですとバランスが取れた進級ぐあいになります。

ですが、元々算数力、計算力があったりすると暗算が進み過ぎてしまう事も生徒さんによっては出てきます。

どんどん上手くなる事は良いんですが子供たちって上手い事はいっぱいやりたがりますが、苦手な事はやりたがらないんです。そうするとどんどん暗算だけがスピードも計算の幅も上がっていくのに対して珠算の練習量も減りソロバンを弾くスピードが全然つかなくなったりします。

さらに文章では伝わりづらいのですが上級者のソロバンを弾く場合、指で珠を弾きながら頭の中で一手先の計算をしている感じなんです。それをソロバンに置きつづける事で大きなケタの計算をしている感じなんです。

勿論それは指でソロバンを正確に置く技術や、スピードが伴ってこそなんですが❗️

それが暗算だけ上手くなってしまった場合、バランスが崩れ、頭で暗算をした答えだけを置くだけになってしまったり(細かい運指をせず)それでは簡単な問題だけにしか対応できなくなってしまいます。

珠算が上手くなる為の暗算であり  暗算が上手くなる為の珠算です。

今後もバランスを大切した指導を心がけていきたい思います

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