当塾では現在、暗算十段に届きそうな生徒さんがいます。久しぶりにその可能性が見えてきました。
この前の生徒さんは保護者様の転勤で残念ながら退塾したため十段には届きませんでした。
そして、その前の生徒さんは高校の途中まで、途切れ途切れですが、通い続けて九段まで合格しました。
さらにその前の生徒さんは小学生のうちに九段まで進みましたが、中学入学のタイミングでそろばんは卒業したので十段の頂きまでは辿り着きませんでした。(中学も続けていたら確実に採れていたはず)
つまり、当塾ではいまだ十段を合格した生徒は残念ながらおりません。
そして今回が4度目のチャンスになります。嬉しいことにその子は中学生になっても、もう少し続けてくれるようなのでそこに目標を定め、今度こそ、生徒さんに最高位十段合格の喜びを教えてあげたいと思います。
自分でとる難しさもありますが、指導者として合格させる事は、技術的にも精神的にも鍛えあげ、鼓舞し、モチベーションを維持させるなど難しさしかありません。
規模が大きい教室さんでは生徒さん同士良きライバルがいたりして、伸びるのが早いんですよね。羨ましい限りです。
よく言われる事があります。教室で最初の十段が出るまでが遠い。一人十段を育てるとその後はそれに続くようにどんどん出てくるもんだと。良く珠算界では耳にします。
遠いというのは難しい、時間が、かかるという事です。
ウチの教室も今年8月で丸13年になります。なので、そろそろ出てもイイんじゃないかな。そして、そろそろ出してもイイんじゃないかと思います。
若い若いと言われてきましたが、年齢的にも、年数的にもそろそろ十段を育てたい、育てないとマズイかなと、今育てられないと、この先一生ないんじゃないかと色々考えさせられます。
まあ、なんにせよ今そのチャンスがやってきてますので、多分期間はあと1年。この1年、更に練習を積み重ね十段というビックタイトルを生徒さんにプレゼントしたいと思います。