今回は珠算の実力、ポテンシャルについて書きたいと思います。
よく、世間で、そろばんできると計算が速くなるよね、凄いですよね、なんて言って頂いていますが、実は思ってる以上に凄いんです。
通称、全日本という大会では読み上げ暗算は16桁の15口です。16桁を15回そろばん無しで計算するわけです。現在ではそれができれば暗算日本一といつレベルです。ホントに凄いと思いませんか!
例えになるか分かりませんが、小学6年生の100メートル走の平均タイムは17秒だそうです。で100メートル世界記録は9秒58です。ざっくり言って子どもの倍速い事になります。ちょっとざっくりすぎますね。
では、その考え方からすると、暗算では小学生が平均で8桁ができるって事になりませんか?できる子もいますが平均では到底できません。
小学生では読み上げ暗算平均で3〜4桁10口位だと思います。
仮に4桁としますと、日本一は16桁!
4倍凄いってことになります。
もう一度100メートル走に置き換えてみます。
小学6年生17秒→4倍凄いって考えたら世界記録は4秒25って事になりませんか!
そんな人間、21世紀中には絶対現れませんよね。
そろばんの世界でも何度も何度も記録が更新されてきました。
今、現在、珠算界では限界突破の状態なんです。昭和の時代に学校でも必修で習っていた時代よりも、どんどん進化し、速算化しています。
限界突破と書きましたが、天井という意味ではありません。これからも17桁、18桁、もしかしたらいずれは20桁ができる人がでてくるかもしれません。限界突破レベルで毎年記録が更新されています。
中々、そろばんの事は報じられる事が無いですが、こんなに凄いって事を知って下さい。
やっぱり、例えがおかしいですね 笑