2年ぶりに開催することができた、チャンピオンシップ。
選手、指導者(自分)が納得できる素晴らしい成績を納めました。
予選を突破した各学年10名による決勝戦、コロナ禍で形式は変わりましたが、例年以上に緊張感のある良い大会となりました。
成績は
小学4年生の部 準優勝、三位、五位
小学5年生の部 四位
中高一般の部 五位
それぞれが約1ヶ月前の予選順位よりも上位に入賞できました。^_^
そして4年生の部では団体優勝というタイトルも勝ちとれました。
岩切そろばん塾の前身、内海そろばん塾(親)の時代には絶頂期、3部門団体優勝ということもありました。
ここ10年は団体優勝はありませんでした(個人優勝はあります)
やっと獲れた団体優勝は、自分的にはすごく価値のあるものだと思えてます。
昨今、各塾では、一人二人のズバ抜けて上手な選手だけを出場させていたりする所が多く、なかなか団体(一学年3名)を揃わない、揃えられない教室が多くなってきました。
自分の指導のモットーには開塾当初から生徒全員をBクラスに育てる事としてきました。
※Bクラスについては過去のコラムをご覧下さい。
その中で大会、競技会に出たいという気持ちにもっていき皆んなで団体を組めて、楽しく参加できるようにしたいと思っていました。
また、普段はそろばんは個人でのモノなので、大会ぐらいはチーム的な要素も成長過程の子ども達には必要ではないかと考えもあります。
これまで毎年、団体を組んで大会に出れてはいましたが、Sクラスのいる教室にはBクラス代表のチームでは全然およびませんでした。
教室内に一人二人のSクラスの生徒さんのいる塾ではなく、教室に通っている全員がソロバンを駆使して速い計算ができるBクラス主体のそろばん塾で、その中でちょっと上手な子が代表として大会に参加することを目指してきました。
その結果、団体優勝となったことは、大げさにいえば、自分的指導の証明になれたかなと大変嬉しく思っています。
ここからはちょっと陰口にもなりそうですが、
大会では、優勝の見込みのある少人数の生徒だけを参加させて優勝だけを狙いにくるようなそろばん塾もあります。
また、全珠連という団体の大会ですが、普段、全珠連の検定試験などはあまり受験させていないにも関わらず、大会の時にだけ多く出場させる塾もあります。
合理的な考え方かもしれませんが、人間的には、節操のない行動かなと思います。
運営側からみても、参加人数の減少にも繋がりますし、大会の面白味にも欠けてきます。
昔のような選手、指導者が正面からのバチバチな大会が懐かしいです。
またそういうふうに盛り上がることを期待しています。